あくびをやめてみた話
演奏と教えることは常にリンクしていて、誰かに教えるためには学び続けることが大切だと思っています。
テクニックや知識をインプットして、それをアウトプットするにはきちんと自分が理解していなければならないし、アウトプット出来て初めて自分のテクニックになったと実感します。
さて、今日は声楽テクニックをひとつご紹介しようと思います。
私自身、口腔のスペースを広くするイメージを持ちたいときに、“あくび”を意識していたことがあります。
皆さんも、“あくび”を意識するというフレーズ、聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
実際には、歌うときの動作とは息を「吐いて」、声帯が振動して音になります。
あくびは??
反対に息を「吸う」動作になるんですね!
さらに、あくびの状態について、よく俯瞰して筋肉の動きを意識してみると、舌根にめちゃくちゃ力が入ってしまうのが分かります。
あくびのイメージを持ちすぎている方。
あくびをやめただけで声が楽に出るかも。
発声の技術は本当に奥が深いです!
